私たちが生活している中で字はわかるけれども読めない漢字と遭遇することがあるでしょう。
ただ、この漢字が覚えていないと何かと生活で困ることもあるため、理解しておくといいです。
中でもここでは骨へんに豊(體)の読み方は?骨へんに各(骼)の読み方や意味は?骨へんに蜀(髑)の読み方は?骨へんに亥(骸)の読み方や意味は??について訓読みと音読み別に解説していきます。
骨へんに豊(體)の読み方や意味は?
それではまず骨へんに豊と記載する漢字の「體」の読み方や意味について確認していきます。
骨へんに豊と記載する漢字の「體」の読み方は
・音読み:たい、てい
・訓読み:からだ
と読みます。
この體という漢字は「体」の旧字体です。
日常よく見る言葉では、「体」の字が使われることが多いため、體を見る機会はあまりありませんが、
書道をやっている方などは、漢字の五体が載っている書体字典「五體字類」(ごたいじるい)などで目にしたことがあるのではないでしょうか。
他には、整体院などの名前で見る機会があるかも知れません。
骨へんに各(骼)の読み方や意味は?
続いて骨へんに各(骼)の読み方や意味についても確認していきましょう。
骨へんに各と記載する漢字の「骼」の読み方は
・音読み:かく
・訓読み:ほね
と読みます。
この骼という漢字の意味は、ほね、骨組みのことです。
骼を使用した言葉には、「骨骼」(こっかく)、「体骼」(たいかく)などがありますが、
いずれも「格」を使用した「骨格」、「体格」のほうが一般的に使われるので、骼は日常よく見る漢字ではありません。
読み方の、「かく」、「ほね」は、骼の右側の「各」、左側の「骨」とそれぞれ同じ読みであることから覚えると良いでしょう。
骨へんに蜀(髑)の読み方や意味は?
さらには骨へんに蜀(髑)の読み方や意味についても確認していきましょう。
骨へんに蜀と記載する漢字の「髑」の読み方は
・音読み:とく、どく
・訓読み:されこうべ、しゃれこうべ
と読みます。
この髑という漢字は、「髏」と一緒に使用し、「髑髏」(どくろ)は、風雨にさらされた頭蓋骨、しゃれこうべを意味します。
髑を使用した言葉は、髑髏の他にあまりなく、髑の字も髑髏も画数が多く覚えにくいですが、
髑の右側の「蜀」を含んだ漢字で、「濁流」(だくりゅう)や「濁音」(だくおん)などで使われる「濁」や、「燭台」(しょくだい)などで使われる「燭」の他、
髑と同じく「どく」、「とく」と読む、「独」の旧字体の「獨」などの文字と関連付けて覚えるのも一つの方法です。
骨へんに亥(骸)の読み方や意味は?
骨へんに亥と記載する漢字の「骸」の読み方は
・音読み:がい、かい
・訓読み:ほね、むくろ
と読みます。
この骸の意味としては、むくろ、なきがらのことです。
また、ほね、骨組みのことを意味します。
骸を使用した言葉には、「残骸」(ざんがい)や「亡骸」(なきがら)などの他、
本来の意味が失われて形ばかりになってしまっていることを意味し、「ルールの形骸化」のように使われる「形骸化」(けいがいか)などがあります。
読み方の「がい」はこれらの言葉と合わせて、「ほね」、「むくろ」は、骸の意味と合わせて覚えると良いでしょう。
「かい」という読みをする言葉で日常よく見る言葉がないため、骸の右側の「亥」も同じ「がい」、「かい」と読むことから、
合わせて覚えるのも一つの方法です。
まとめ 骨へんに蜀(髑)や骨へんに亥(骸)の読み方や意味は?
ここでは、骨へんに豊(體)の読み方は?骨へんに各(骼)の読み方や意味は?骨へんに蜀(髑)の読み方は?骨へんに亥(骸)の読み方や意味は?について解説しました。
どれも難しい漢字のためこの機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字の意味や読み方を学び、毎日の生活に役立てていきましょう。
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