私たちが生活している中で字はわかるけれども読めない漢字と遭遇することがあるでしょう。
ただ、この漢字が覚えていないと何かと生活で困ることもあるため、理解しておくといいです。
中でもここではにんべんに放(倣)の読み方は?にんべんに口川(侃)の読み方や意味は?にんべんに口天(俣)の読み方は?にんべんに圭(佳)の読み方や意味は??について訓読みと音読み別に解説していきます。
にんべんに放(倣)の読み方や意味は?
それではまずにんべんに放と記載する漢字の「倣」の読み方や意味について確認していきます。
にんべんに放と記載する漢字の「倣」の読み方は
・音読み:ほう
・訓読み:なら(う)
と読みます。
この倣という漢字の意味は、ならう、まねることです。
倣を使用した言葉には、他のものをまねることを意味する「模倣」(もほう)などがあります。
また、整列するときの号令の「まえへならえ」や「みぎへならえ」はそれぞれ漢字で書くと「前へ倣え」、「右へ倣え」となります。
「右へ倣え」は、人のまねをしたり、追随したりするという意味もあります。
他に、実物またはその模型の形状に沿って工具の動きを自動的に誘導し、工作物を同様の形状、寸法に切削する旋盤を指す「倣い旋盤」(ならいせんばん)なども倣が使われる言葉です。
にんべんに口川(侃)の読み方や意味は?
続いてにんべんに口川(侃)の読み方や意味についても確認していきましょう。
にんべんに口川と記載する漢字の「侃」の読み方は
・音読み:かん
・訓読み:つよ(い)
と読みます。
この侃という漢字の意味は、性格が強く心正しいさま、のびのびとしてひるまないさまです。
侃を使用した言葉には、相手に遠慮することなく激しく議論をたたかわせる様子を意味する「侃侃諤諤」(かんかんがくがく)などがあります。
侃の読み方について、音読みは、この侃侃諤諤から、訓読みは侃の意味と合わせて覚えると良いでしょう。
にんべんに口天(俣)の読み方や意味は?
さらにはにんべんに口天(俣)の読み方や意味についても確認していきましょう。
にんべんに口天と記載する漢字の「俣」の読み方は
・音読み:
・訓読み:また
と読みます。
俣の音読みはありません。
この俣という漢字の意味は、また、川や道のわかれめのことです。
俣は日本で作られた漢字です。
俣を使用した言葉には、茎が多くのまたになっている海藻の「海松」(みる)の別名「俣海松」(またみる)などはあるものの、日常よく見るものはあまりありません。
「水俣」(みなまた)や「川俣」(かわまた)などの地名や、人名などで見る機会のほうが多い漢字ではないでしょうか。
にんべんに圭(佳)の読み方や意味は?
にんべんに圭と記載する漢字の「佳」の読み方は
・音読み:か
・訓読み:よ(い)
と読みます。
この佳の意味としては、よい、美しい、すぐれている、立派なことです。
佳を使用した言葉には、出来栄えの良い詩文や芸術作品を意味する「佳作」(かさく)や、
小説や物語などの最も面白い部分を意味し、「佳境に入る」などと使用する「佳境」(かきょう)のほか、
めでたい日を意味する「佳日」(かじつ)などがあります。
訓読みの「佳い」(よい)は日常ではあまり使われないかもしれませんが、
結婚祝いのメッセージなどで「この佳き日に」のような文面に見覚えがある方もいるのではないでしょうか。
まとめ にんべんに口天(俣)やにんべんに圭(佳)の読み方や意味は?
ここでは、にんべんに放(倣)の読み方は?にんべんに口川(侃)の読み方や意味は?にんべんに口天(俣)の読み方は?にんべんに圭(佳)の読み方や意味は?について解説しました。
どれも難しい漢字のためのこの機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字の意味や読み方を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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