私たちが生活している中で字はわかるけれども読めない漢字と遭遇することがあるでしょう。
ただ、この漢字が覚えていないと何かと生活で困ることもあるため、理解しておくといいです。
中でもここでは口へんに今(吟)の読み方や意味は?口へんに申す(呻)の読み方や意味は?口へんに念(唸)の読み方や意味は?口へんに漢(嘆)の読み方や意味は?について訓読みと音読み別に解説していきます。
口へんに今(吟)の読み方や意味は?
はじめに、口へんに今(吟)の読み方や意味について確認していきましょう。
口へんに今と表記する漢字の「吟」の読み方は、
・音読み:ぎん
・訓読み:うた(う)、うめ(く)
と読みます。
この漢字の音符「今」は含に通じ、ふくむの意味を持ちます。それに口が付いて「ふくみ声で言う。」、「口に含んで味わう」などの意味を表します。
それが派生していき、「うめく。うなる。」「どもる。どもり声。」、「なげく。」、「うたう。詩歌を口ずさむ。または詩歌を作る。」、「うた。うたいもの。詩歌。」、「なく。さけぶ。うそぶく。また鳥獣や虫などの鳴くこと。またその鳴き声。」を表します。
また、「あきら・おと・こえ」といった名乗り読みもあります。中学生で学習する常用漢字なので、しっかり覚えましょう。
口へんに申す(呻)の読み方や意味は?
次に、口へんに申す(呻)の読み方や意味について確認していきましょう。
口へんに申すと表記する漢字の「呻」の読み方は、
・音読み:こう
・訓読み:す(う)、あお(る)
と読みます。
この漢字の音符「甲」はおおうの意味です。それに口が付いて、飲み物を上から覆いかぶさるようにして口をつけてすするの意味を表します。
そこから、「すう。のむ。」、「かまびすしい。大声。」を表します。また、日本独自に用いられる意味として、「あおる。あおむきながら(酒などを)一息にのむ。」を表します。
漢字検定一級の難しい漢字ですが、音符「甲」と同じ「こう」という音読みなので覚えやすいですね。
口へんに念(唸)の読み方や意味は?
続いて、口へんに念(唸)の読み方や意味についても確認していきましょう。
口へんに念と表記する漢字「唸」の読み方は、
・音読み:てん
・訓読み:うな(り)、うな(る)
と読みます。
この漢字の音符「念」は、口を閉じて声だけ出すを意味します。それに口へんが付いて、「うなる。うめく。」を表します。
また、名詞として凧につけて風で鳴らすもの「うなり」の意味もあります。この漢字も漢字検定一級の難しい漢字です。
口へんに漢(嘆)の読み方や意味は?
最後に、口へんに漢(嘆)の読み方や意味について確認していきましょう。
口へんに漢の右側と表記する漢字「嘆」の読み方は、
・音読み:たん
・訓読み:なげ(かわしい)、なげ(く)
と読みます。
この漢字は、口へんと音符「難」が合わさって成り立っています。「難」は苦しみを意味します。それに口へんがついて「(苦しみを)なげく。またはなげき。」を意味します。
また、「ほめたたえる。感心してほめる。」、「うたう。感動があふれて声となりこと。」といった意味もあります。中学生で学習する常用漢字なので、しっかり覚えましょう。
まとめ 口へんに念(唸)や口へんに漢(嘆)の読み方や意味は?
ここでは、口へんに今(吟)の読み方や意味は?口へんに申す(呻)の読み方や意味は?口へんに念(唸)の読み方や意味は?口へんに漢(嘆)の読み方や意味は?について解説しました。
どれも難しい漢字のため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字の意味や読み方を学び、毎日の生活に役立てていきましょう。
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