私たちが生活している中で字はわかるけれども読めない漢字と遭遇することがあるでしょう。
ただ、この漢字が覚えていないと何かと生活で困ることもあるため、理解しておくといいです。
中でもここでは口へんに夏(嗄)の読み方は?口へんに斬()の読み方や意味は?口へんに至(咥)の読み方は?口へんに意(噫)の読み方や意味は? について訓読みと音読み別に解説していきます。
口へんに夏(嗄)の読み方や意味は?
それではまず口へんに夏と記載する漢字の「嗄」の読み方や意味について確認していきます。
口へんに夏と記載する漢字の「嗄」の読み方は
・音読み:さ
・訓読み:か(れる)、しわが(れる)、しゃが(れる)
と読みます。
この嗄という漢字の意味は、かれる、しわがれる、しゃがれる、声がかすれる、声がかれることです。
嗄が使われる言葉に、「嗄声」(させい)があります。
医学的に声のかすれを指す言葉で、声帯の異常や疾患などを説明する文章で出てきます。
音読みの「さ」と読む日常よく見る熟語があまりないため、この言葉から意味と合わせて覚えると良いでしょう。
訓読みは、いずれも嗄の意味と合わせて覚えると良いでしょう。
口へんに斬の読み方や意味は?
続いて口へんに斬の読み方や意味についても確認していきましょう。
口へんに斬と記載する漢字の読み方は
・音読み:さん
・訓読み:
と読みます。
訓読みはありません。
このという漢字の意味は、あざけることです。
同じ意味を持つ漢字に「囋」があります。
このは、あまり見る機会がない漢字で、辞書などにもあまり載っていません。
お手持ちの辞書に載っていなくても、口へんに斬という漢字があることは覚えておいてください。
口へんに至(咥)の読み方や意味は?
さらには口へんに至(咥)の読み方や意味についても確認していきましょう。
口へんに至と記載する漢字の「咥」の読み方は
・音読み:き、てつ
・訓読み:くわ(える)、か(む)、わら(う)
と読みます。
この咥という漢字の意味は、わらうことです。
また、かむことを意味します。
他に、日本語固有の意味として、くわえる、物を歯でかみ支えることを指します。
咥は「咥える」以外の言葉や意味を見聞きする機会があまりなく、他の意味や読み方をなかなか覚えにくいと思いますが、
咥を使用した、印刷に関する用語に「咥え」(くわえ)があります。
オフセット印刷などで枚葉紙の印刷の際に、印刷機の爪とよばれる部分に咥えられた側の印刷用紙の端の余白のことをいいます。
「咥え」のような言葉を知って興味を持つことで、漢字の意味や読み方の知識を徐々に広げていくのも良いかも知れません。
口へんに意(噫)の読み方や意味は?
口へんに意と記載する漢字の「噫」の読み方は
・音読み:あい、い
・訓読み:ああ、おくび
と読みます。
この噫の意味としては、ああ、胸がつまって出る嘆息、感嘆の声のことです。
また、おくび、胸がつかえて出るげっぷを意味します。
噫は、あまり日常でよく見る漢字ではありませんが、
読み方について、音読みの「あい」は、おくびとあくびを意味する「噫欠」(あいけん)や吐く息を意味する「噫気」(あいき)などの言葉から、
「い」は、噫の右側の「意」と同じ読みと覚えると良いでしょう。
訓読みは、それぞれ噫の意味と合わせて覚えると良いです。
まとめ 口へんに至(咥)や口へんに意(噫)の読み方や意味は?
ここでは、口へんに夏(嗄)の読み方は?口へんに斬()の読み方や意味は?口へんに至(咥)の読み方は?口へんに意(噫)の読み方や意味は?について確認しました。
どれも難しい漢字のためこの機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字の意味や読み方を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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