私たちが生活している中で字はわかるけれども読めない漢字と遭遇することがあるでしょう。
ただ、この漢字が覚えていないと何かと生活で困ることもあるため、理解しておくといいです。
中でもここでは貝へんに乏しい(貶)の読み方は?貝へんに武(賦)の読み方や意味は?貝へんに易(賜)の読み方は?貝へんに有(賄)の読み方や意味は? について訓読みと音読み別に解説していきます。
貝へんに乏しい(貶)の読み方や意味は?
それではまず貝へんに乏しいと記載する漢字の「貶」の読み方や意味について確認していきます。
貝へんに乏しいと記載する漢字の「貶」の読み方は
・音読み:へん
・訓読み:お(とす)、おとし(める)、けな(す)、そし(る)、しりぞ(ける)、さげす(む)、へ(らす)
と読みます。
この貶という漢字の意味はおとす、官位を下げる、しりぞけることです。
また、おとしめる、けなす、そしる、さげすむことを意味します。
他には、へらす、へるという意味があります。
訓読みがいくつもある漢字で、全てを覚えておくのはなかなか難しいですが、意味と合わせて覚えると良いでしょう。
音読みの「へん」は、貶斥(へんせき)、貶遷(へんせん)などの言葉や、
ほめたりけなしたりすることを意味する四字熟語「毀誉褒貶」(きよほうへん)などから覚えると良いでしょう。
貝へんに武(賦)の読み方や意味は?
続いて貝へんに武(賦)の読み方や意味についても確認していきましょう。
貝へんに武と記載する漢字の「賦」の読み方は
・音読み:ふ
・訓読み:みつぎ、わか(つ)
と読みます。
この賦という漢字には様々な意味があります。
まず、とりたて、とりたてることです。
また、みつぎ、みつぎもの、年貢を意味します。
そして、わける、割り当てる、授ける、与えることという意味があります。
他にも、詩の六義の一つや、韻文の文体の様式の名を指します。
六義は、中国古代詩の六分類「風」、「雅」、「頌」、「賦」、「比」、「興」のことです。
賦を使用した言葉には、「割賦」や「月賦」、「賦与」などがあります。
貝へんに易(賜)の読み方や意味は?
さらには貝へんに易(賜)の読み方や意味についても確認していきましょう。
貝へんに易と記載する漢字の「賜」の読み方は
・音読み:し
・訓読み:たまわ(る)、たま(う)、たまもの
と読みます。
この賜という漢字の意味は、たまう、目上の人が目下の者に物をあたえることです。
また、たまわる、目上の人から物などをいただくことを意味します。
他に、たまもの、いただきもの、めぐみという意味があります。
読み方は、音読みの「し」は、「賜杯」(しはい)や「恩賜」(おんし)などの熟語から覚えると良いでしょう。
訓読みはいずれも賜の意味と合わせて覚えると良いでしょう。
貝へんに有(賄)の読み方や意味は?
貝へんに有と記載する漢字の「賄」の読み方は
・音読み:わい、かい
・訓読み:まかな(う)、まいな(う)
と読みます。
この賄の意味としては、所有する財貨のことです。
また、まいなう、金品などを贈るという意味があります。
他に、日本語固有の意味として、まかなう、まかない、きりもりをする、食事のしたくをするという意味があります。
賄を使用した言葉には「賄賂」、「収賄」、「贈賄」の他、寮や下宿などで食事が付いていることを意味する「賄い付き」などがあります。
アルバイトの求人の条件などでも目にしたことがあるかも知れません。
まとめ 貝へんに易(賜)や貝へんに有(賄)の読み方や意味は?
ここでは、貝へんに乏しい(貶)の読み方は?貝へんに武(賦)の読み方や意味は?貝へんに易(賜)の読み方は?貝へんに有(賄)の読み方や意味は? について解説しました。
どれも難しい漢字のためこの機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字の意味や読み方を学び、毎日の生活に役立てていきましょう。
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