普段何気なく生活している中で、似ているけど「どっちを使うといいの？」と気になる漢字ってありますよね。
私はたまにあります。
このような背景もあり、特にここでは「梅の漢字はどっち？旧字体・異字体の出し方（パソコン：拡大：毎か母か）も解説！」について、解説していきますので、参考にしてみてください。
それではいきます！
梅の漢字はどれが正解で間違い？【毎か母か】
それでは以下で梅の漢字はどれが正解で間違い？について確認していきます。
パソコン（ワードなど）で「梅」と入力、変換にかけると基本的には梅が表示されます。
一方で、同じ梅の表記でも「右側が母になっているウメ」の文字も見かけます。
以下の漢字ですね。
結論としては、
・「梅」は「梅」の旧字体であり、原型となった漢字。
・旧字体の「梅」は、環境依存文字なので出力するには少し手間がかかる場合がある。
梅の旧字体の出し方は？【パソコン、ワードなど】
それでは環境依存文字である旧字体の「木へんの右部分が母のウメ(梅)」をパソコンで出力する方法をチェックしていきましょう。
wordでフォント変更して旧字体に変換する方法
一番簡単なのはwordでフォント変更して旧字体に変換する方法です。
具体的には、Malgun GothicやMicrosoft YaHeiなどのフォントを選択することで、デフォルトで旧字体のうめの漢字に変換することが可能です。
Malgun Gothic
Microsoft JhengHei
Microsoft YaHei
他にも
「Microsoft JhengHei UI」
「Microsoft JhengHei UI Light」などいくつか変換可能のフォントが確認できました。
これらはwordやExcel上でのみ変換されるので、他者にデータを送った場合、文字化けを起こしたり、通常の「梅」に変換されてしまう可能性があります。
フォントを変えたくない場合はPDFに変換して送信するなどして対応してくださいね。
パソコンに単語登録して出力する方法
続いて、パソコンに単語登録して「ウメ」の旧字を出力する方法です。
ウメの旧字体は通常入力では表示されませんが、パソコンに単語登録することで出力することが可能になります。
まずはネット上から、母の方のウメを探してきましょう。
今回は、こちらのサイトから梅の旧字体をコピーペーストしていきます。
ひとまず、コピーした文字をワードやエクセルなどに貼り付けます。
「貼り付けオプション」から「テキストのみ保持（T）」を選択。
次にタスクバーの「あ」や「A」のアイコンを右クリックし、単語の登録を選択。
ダイアログボックスの「単語（D）：」の部分にからコピーした漢字を貼り付ける。
続いて「よみ（R）：」に読み方を入力します。
これで、梅の旧字体が登録され、使用できるようになりました。
環境依存文字でも設定変更で出力できる
その他、旧字や異体字など、通常変換では出てこない文字(環境依存文字)を入力したいときには、入力設定を変更する必要があります。
windowsであれば、右下のIMEパッド（あやＡなどと表示の項目）にて右クリック、プロパティを押します。
さらに表示されるウィンドウにて、詳細設定をクリックします。
さらにデフォルトで変換タブとなっており、そのまま更なる詳細設定に進みましょう。
中央付近のラジオボタン、変換文字制限をしないにチェック入れます。
OKとします。
この状態で「うめ」と入れて変換にかけますと、旧字体が出力できます。
一度設定しておくと他の漢字であっても異体字などが出やすくなるので、国語や文字・旧字、苗字などの研究をしている方は、この設定をしておくのがおすすめですね。
wordなどで文字コード入力する方法
なお、「ウメ」と入力した上で変換にかけるのが一般的ですが、wordで変換する場合などにUnicodeコードを使う方法もあるのでご紹介します。
・「梅」の文字コード：6885
・「梅」の文字コード：FA44
こちらのコードを入力した上でAlt＋Ｘキーを入力するとそれぞれの漢字に変換できます。
併せて覚えておくと便利ですね。
梅の異字体・旧字体の拡大したものも載せておきます
なお、梅の旧字体の拡大図も需要が多そうなので、以下に載せておきますね。
ぜひご活用くださいませ。
まとめ 梅の旧字体？の出し方（パソコン出力 どれがいい？）を解説！
ここでは、梅の漢字はどれがいい？旧字体・異字体の出し方：毎か母か？ について確認しました。
漢字の表記方法や入力方法などを学び、さらに快適な生活を送っていきましょう(^^)/！！
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