この記事ではPythonでプログラムの実行を一時停止する方法について解説していきます。
ポイントとしては`os`と`time`モジュールを使用することです。
なお、下記の解説では完全な初心者でもわかりやすいようにあえて変数名を少々変わった名称にしております。そのため、あなた自身がご活用の際には、ここを適切な(英語表記でしっくりくるものが一般的)ものに変更してご活用くださいね。
それでは詳しく見ていきましょう!
pythonで前の処理が終わるまで待機する方法【全てのフォルダ生成するのを待ち、その後に各フォルダ内にエクセルファイル作成】
それではまず、前の処理が終わるまで待機する方法について解説していきます。
jupyter notebookなどの各開発環境を開いて、以下コードをコピペしましょう。
import os
import time
# Cドライブ直下にrenshuu 1,2,3,...,10というフォルダを作成
for bango in range(1, 11): # 1から10まで繰り返し
folder_name = f"C:\\renshuu{bango}" # フォルダ名を定義
os.makedirs(folder_name) # フォルダを作成
print(f"{folder_name} を作成しました。")
# ここで少し待つ(前の処理がすべて終わるまで)
time.sleep(5) # 5秒間プログラムを一時停止
# 各フォルダにエクセルファイルを作成(ダミーの例)
for bango in range(1, 11):
file_path = f"C:\\renshuu{bango}\\example.xlsx" # ファイルパスを定義
with open(file_path, "w") as f:
f.write("これはテストファイルです。") # ファイルに書き込み
print(f"{file_path} にダミーのエクセルファイルを作成しました。")
【os, time】
このコードでは、まず`os`モジュールを使用して指定されたパスにフォルダを作成します。
その後、`time`モジュールの`sleep`関数を使ってプログラムの実行を一時停止し、すべてのフォルダが作成されるのを待ちます。
最後に、それぞれのフォルダにダミーのエクセルファイルを作成することで、前の処理が完全に終了してから次のステップに進むことができます。
pythonで1秒、2秒待つなどの方法【フォルダ連続生成時に1秒止める】
続いては、1秒、2秒待つなど、指定した時間だけプログラムを一時停止する方法について解説していきます。
jupyter notebookなどの各開発環境を開いて、以下コードをコピペしましょう。
import os
import time
# Cドライブ直下にrenshuu 1,2,3,...,10というフォルダを作成しつつ、
# 各フォルダ作成後に1秒待つ
for bango in range(1, 11): # 1から10まで繰り返し
folder_name = f"C:\\renshuu{bango}" # フォルダ名を定義
os.makedirs(folder_name) # フォルダを作成
print(f"{folder_name} を作成しました。")
time.sleep(1) # 1秒間プログラムを一時停止
【time】
このコードでは、`for`ループを使用してフォルダを一つずつ作成しています。
各フォルダを作成した直後に`time.sleep(1)`を呼び出して、1秒間プログラムを一時停止させます。
これにより、フォルダを一つ作成するごとに1秒ずつ待つことができます。
この方法を使えば、プログラム内で一定時間待機する必要がある場合に、非常に簡単に実装することができます。
例えば、サーバーに負荷をかけずにデータを取得する場合や、特定の時間ごとに処理を実行したい場合などに便利です。
まとめ Pythonで前の処理が終わるまで待機、1秒待つ・ストップなど)方法【os, time】
この記事では、`os`と`time`モジュールを使用して、Pythonでの待機方法について解説しました。
pythonをマスターしさらに快適な生活を送っていきましょう。
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