算数・数学の計算やSPIの問題を解く際に最小公倍数を求める必要が出てくることがあります。
中でも最小公倍数の問題としてわかりにくいものに3と4の最小公倍数、3と5の最小公倍数、3と4と5の最小公倍数などがありますが、これらの解き方について理解していますか。
ここでは、この最小公倍数の求め方の具体例として3と4の最小公倍数は?3と5の最小公倍数は?3と4と5の最小公倍数は?について解説していきますので、参考にしてみてください。
3と4の最小公倍数は?【計算問題】
それでは以下で3と4の最小公倍数の計算方法について確認していきます。
まず最小公倍数とは、各々の数を2倍、3倍・・・としていった際に、最初に出てくる同じ数値を指します。
実際に3と4の最小公倍数を求めていきましょう。
まずは3と4の各々の倍数を挙げます。
・3の倍数
→3、6、9、12・・・
・4の倍数
→4、8、12・・・
となるわけです。
この時「12」が3と4の両方の倍数として最初に表れているために、これが3と4の最小公倍数にあたることがわかりました(公倍数の中で最も小さいものから最小公倍数)
数が小さいものであれば基本的に「数え上げが効率よく最小公倍数を計算できる」と覚えておきましょう。
なお大きい方の数字の倍数を先にあげ(今回では4の倍数)、その中にもう一方の数字の倍数がないかと確認する方が「より効率よく」求められるため、ぜひ試してみてくださいね。
3と5の最小公倍数は?【計算問題】
続いて、3と5との最小公倍数についても見ていきましょう。
上と同じように各々の倍数を出します。
・3の倍数
→3、6、9、12、15・・・
・5の倍数
→5、10、15・・・
すると、15の最初の3と5の公倍数のため、これが3と5の最小公倍数となることがわかりました。
なお、公倍数はこの最小公倍数の倍数となるため、15、30、45・・となると理解しておくといいです。
3と4と5の最小公倍数は?【計算問題】
さらに、3と4と5との最小公倍数についても見ていきましょう。
3つの数の最小公倍数である場合は
・まず2つの数値に着目してその最小公倍数を出す
・さらに、その数と残りの1つの最小公倍数を求めていく
のがおすすめです。
今回は3と4の最小公倍数に先に注目し、その後に5の倍数とその数値の最小公倍数を計算していけばいいわけです。
ここで3と4の最小公倍数はすでに「12」とわかっているため、3と4と5の最小公倍数は12と5の最小公倍数を求めていけばいいのがわかりましたね。
・12の倍数
→12、24、36、48、60・・・
・5の倍数
→5、10、15、20、25…・・・55、60
となることから、3と4と5の最小公倍数は60とわかりました。
3つとなると最小公倍数の数値が大きくなりやすいため、ミスには注意しましょう。
まとめ 3と4と5の最小公倍数は?3と5の最小公倍数は?
ここでは、3と4の最小公倍数は?3と5の最小公倍数は?3と4と5の最小公倍数は?という問題を通して、最小公倍数の求め方を解説しました。
慣れていないと最小公倍数の計算は対応できないため、この機会に覚えておくといいです。
さまざまな計算を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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