私たちが生活している中で、数字に関する面白い現象と遭遇することがよくあります。
例えば普段の生活では、0~9を扱う数字の処理方法である10進法を使うのが基本であり、コンピュータ、プログラミング関連の数字を扱う際には0と1のみを扱う2進法を使用するのが一般的です。そのため、10進数と2進数を相互変換できるようにしておくといいです。
中でもここでは、2進数として表現すると面白い性質をもつ数である127や67、168を2進数に変換する方法について解説していきます。
127を2進数に変換するとどうなるのか?【2進法】
簡単に、10進数から2進数に変換(換算)するための方法についてまず解説します。
10進数から2進数に変換するには、まず以下のよう2で割っていき、その際の余りを記載していきます。ここで2で割ることを繰り返し、2で割り切れるまでこの処理を行います。
最後に商(1)を先頭として、右の余りの数字を並べていくことで、10進数から2進数に換算することができるのです。
例えば、15であれば、7余り1、3余り1、1余り1となり、1111と2進法で表記できることがわかるでしょう。
これと同じ処理を比較的大きな数字の127に適用してみましょう。
すると、以下のよう127÷2=63あまり1、63÷2=31あまり1、31÷2=15あまり1、15÷2=7余り1、7÷2=3余り1、3÷2=1余り1と計算できることがわかります。
つまり、127を2進数で表すと、1111111と表現することができるのです。
10進数ではきりの悪い数である127ですが、2進数に変換するとすべて1と綺麗な並びになることが確認できるのです。
67を2進数に変換するとどうなるのか?【2進法】
それでは、同様に10進法における67という数値にも着目してみましょう。
先にも述べた10進数から2進数への換算の方法を適用していきます。
67÷2=33あまり1、33÷2=16あまり1、16÷2=8あまり0、8÷2=4あまり0、4÷2=2余り0、2÷2=1あまり0となることから1000011と求めることができるのです。
67は2進数で表してもきりのいい数字とはなりませんでした。
168を2進数に変換するといくつになるか【2進法】
同様に比較的大きい数値である168についても10進数から2進数への変換を行っていきましょう。
2でどんどんわっていきます。
すると、168÷2=84余り0、84÷2=42余り0、42÷2=21余り0、21÷2=10余り1、10÷2=5余り0、10÷2=5余り1、5÷2=2余り1、2÷2=1余り0となります。
よって、168は10101000という2進数に変換することができるのです。
なお、コンピュータなどのプログラムを動かす場合には、基本的に2進数(2進法)によって処理されます。
まとめ 127 を2進数に変換するとどうなる?67や168を2進数にする方法【10進法と2進法】
ここでは、127、67、168を10進数から2進数に変換(換算)する方法について解説しました。
・127 → 1111111
・67 → 1000011
・168→10101000
さまざまな数字の面白い性質を理解し、毎日の生活をより楽しんでいきましょう。
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