科学的な解析をする際によく単位変換(換算)が必要となることがあります。
例えば、電圧(電位差)の単位としてΩ(オーム)やμΩ(マイクロオーム)を使用することがありますが、これらの変換(換算)方法について理解していますか。
ここでは、これら「1μΩは何Ωなのか」「1Ωは何μΩなのか」というマイクロオームとオームの単位変換(換算)方法について確認していきます。
Ω(オーム)とμΩ(マイクロオーム)の換算(変換)方法は?【電圧の単位:1マイクロオームは何オーム?1オームは何マイクロオームか】
Ω(オーム)とは、抵抗(電気抵抗)を表す際の単位といえます。
そして、Ω(オーム)の頭に1000000分の1(10^6分の1)を表す接頭語のμ(マイクロ)がついたものがμΩ(マイクロオーム)といえます。
よって、1マイクロオームは何オームかと聞かれれば、1μΩ=0.000001Ωという換算式が成り立つのです。逆に、1オームは何マイクロオームなのかと聞かれれば、1Ω=1000000μΩと計算できるのです。
なお、マイクロオームとオームではどちらが大きいのかわからなくなることもあるので、十分に注意するといいです。
μΩ(マイクロオーム)とΩ(オーム)の換算(変換)の計算問題を解いてみよう【1μΩは何Ω?1Ωは何μΩ?】】
それでは、オーム(Ω)とマイクロオーム(μΩ)の変換(換算)に慣れるためにも計算問題を解いていきましょう。
・例題1
0.7Ωは何μΩと換算できるでしょうか。
・解答1
上の定義式を元に計算していきます。
すると、0.7 × 1000000=700000μΩ(マイクロオーム)と求めることができるのです。
逆にマイクロオームからオームへの単位変換も行っていきましょう。
・例題2
5000000μΩは何Ωと計算できるでしょうか。
・解答2
こちらも上の換算式の逆の対応を行っていきます。
5000000 × 0.000001=5Ωと求められるのです。
まとめ【マイクロオームとオームの換算(変換)方法】
ここでは、μΩ(マイクロオーム)とΩ(オーム)の変換(換算)方法について確認しました。
μΩ(マイクロオーム)もΩ(オーム)も電圧の単位であり
・1μΩ=0.000001Ω
・1Ω=1000000μΩ
と変換できます。
単位換算に慣れ、業務の効率化を図っていきましょう。
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