この記事では、Pythonで数値が特定の数で割り切れるか判定したり、さらに特定の数(例えば2)で何回割り切れたりするか(何乗か)計算する方法について解説していきます。
ポイントとしては、割り算の余りを求める `%` 演算子と、整数の割り算を行う `//` 演算子を使用することです。
なお、下記の解説では完全な初心者でもわかりやすいようにあえて変数名を少々変わった名称にしております。そのため、あなた自身がご活用の際には、ここを適切な(英語表記でしっくりくるものが一般的)ものに変更してご活用くださいね。
それでは詳しく見ていきましょう!
Pythonで割り切れるか判定(7で割り切れるか判別し、割り切れるならばそのまま割り算実行、割り切れないならば割った後に整数のみにする)する方法
それではまず、特定の数で割り切れるかの判定について解説していきます。
jupyter notebookなどの各開発環境を開いて、以下コードをコピペしましょう。
# 判定する数値
kazu = 14
# 7で割り切れるかを判定
if kazu % 7 == 0:
# 割り切れる場合、割り算を実行
kekka = kazu / 7
print(f'{kazu}は7で割り切れます。結果は{kekka}です。')
else:
# 割り切れない場合、整数のみを表示
kekka = kazu // 7
print(f'{kazu}は7で割り切れません。整数部分は{kekka}です。')
このコードでは、まず変数 `kazu` に判定したい数値を設定します。
次に `%` 演算子を使って7で割り切れるかどうかを判定しています。
割り切れる場合はそのまま割り算の結果を表示し、割り切れない場合は `//` 演算子を使って整数部分のみを表示します。
【%、//】
Pythonで2で何回割り切れるか(何乗か)?計算する方法
続いては、特定の数で何回割り切れるか計算する方法について解説していきます。
jupyter notebookなどの各開発環境を開いて、以下コードをコピペしましょう。
# 判定する数値
kazu = 8
# 2で割れる回数を格納する変数
wariKireKaisuu = 0
# kazuが2で割れる間、ループを続ける
while kazu % 2 == 0:
kazu = kazu // 2
wariKireKaisuu += 1
print(f'元の数値は2の{wariKireKais
uu}乗で割り切れます。')
このコードでは、まず `kazu` に判定したい数値を設定し、`wariKireKaisuu` で2で割り切れた回数を数えます。
`while` ループを使用して、`kazu` が2で割り切れる間(`kazu % 2 == 0`)、`kazu` を2で割り続け、`wariKireKaisuu` の値を1ずつ増やしていきます。
この処理により、最初に設定した数値が2の何乗で割り切れるかを計算できます。
このコードのポイントは、`%` 演算子を使って割り切れるかを判定し、`//` 演算子で割り算を行いながらその回数をカウントしていることです。
特に、`while` ループを使うことで、割り切れなくなるまで処理を繰り返すことができるのが重要です。
【%、//、while】
まとめ
この記事では、
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