Pythonの散布図において、プロットの種類や大きさを変更することで視覚的な情報をよりリッチに表現することが可能です。
この記事ではPythonの散布図でプロットの種類や大きさの変更方法(マーカーを○や四角や三角や星、大きく小さくなど)【plt.scatter, marker, s】について解説していきます。
ポイントとしては`plt.scatter`関数を利用したマーカーの種類やサイズの変更、`marker`や`s`といったパラメータの活用が挙げられます。
詳しく見ていきましょう!
pythonの散布図でマーカーの種類を変更する方法(丸、バツ、三角、星等)【plt.scatter, marker】
プロットに使用するマーカーの種類を変更することで、データの特性をより分かりやすく示すことが可能になります。以下にその方法をPythonコードで示します。
import matplotlib.pyplot as plt
# 作成したいデータ
x_data = [1, 2, 3, 4, 5]
y_data = [2, 4, 1, 3, 7]
# 散布図を描く
plt.scatter(x_data, y_data, marker='o') # 丸
plt.scatter(x_data, y_data, marker='x') # バツ
plt.scatter(x_data, y_data, marker='^') # 三角
plt.scatter(x_data, y_data, marker='*') # 星
# 描画
plt.show()
上記のコードでは、`marker`パラメータを使ってプロットのマーカーを変更しています。
散布図プロットの種類の一覧
各記号は以下の通りです:
– `’o’` : 丸
– `’x’` : バツ
– `’ˆ’` : 上向き三角
– `’∗’` : 星
さまざまなマーカーを試して、データの特性を最もよく表現できるマーカーを選ぶよう心掛けましょう。
pythonの散布図でプロットのサイズを大きくしたり小さくしたりする方法(指定値等)【plt.scatter, s】
プロットのサイズを変更することで、データの重要度や集中度を視覚的に表現することができます。
以下のコードでは、`s`パラメータを利用してプロットのサイズを変更しています。
import matplotlib.pyplot as plt
# 作成したいデータ
x_data = [1, 2, 3, 4, 5]
y_data = [2, 4, 1, 3, 7]
# 散布図を描く
plt.scatter(x_data, y_data, s=20) # 小さく
plt.scatter(x_data, y_data, s=100) # 大きく
# 描画
plt.show()
このコードでは、`s`パラメータを利用してプロットのサイズを変更しています。
このパラメータには任意の数値を設定することが可能です。
大きい値を設定するとプロットのサイズが大きくなり、小さい値を設定するとプロットのサイズが小さくなります。
サイズを変更することで、データの視覚的な表現が豊かになりますので、ぜひ活用してみてください。
まとめ
Pythonの散布図でプロットの種類や大きさを変更する方法について学びました。
`plt.scatter`関数の`marker`や`s`パラメータを利用することで、データの視覚的表現が豊かになり、データの理解を深めることが可能です。
今回学んだ知識を利用して、Pythonでのデータビジュアライゼーションをさらに進めていきましょう!
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