この記事では、Pythonで桁数を指定(小数点も:四捨五入:切り捨て:切り上げなどの丸め)する方法について解説していきます。
ポイントとしては、`round`、`floor`、`ceil`関数を使用することです。
なお初心者にもわかりやすいように、変数名を日本語のローマ字表記で示しています。実際のコードでは、これらをより一般的な英語の変数名に変更してご利用ください。
それでは、詳しく見ていきましょう!
pythonで桁数を指定し四捨五入する方法【round関数】
それではまず、pythonで桁数を指定し四捨五入する方法について解説していきます。
jupyter notebookなどの各開発環境を開いて、以下のコードをコピペしましょう。
import pandas as pd
import math
# データフレームの作成
data = pd.DataFrame({
"renshu1": [20, 30, 40],
"renshu2": [3, 4, 5]
})
# 四捨五入の処理
data["new"] = round(data["renshu1"] / data["renshu2"], 0)
print(data)
このコードでは、`round`関数を使用して、`renshu1`列と`renshu2`列の割り算の結果を10の位で四捨五入しています。
`round`関数は第二引数に丸めたい桁数を指定できます(ここでは0を指定して1の位で四捨五入しています。つまり整数になります)。
pythonで小数点の桁数を指定し切り捨てする方法【math.floor関数】
続いては、pythonで小数点の桁数を指定し切り捨てする方法について解説していきます。
jupyter notebookなどの各開発環境を開いて、以下のコードをコピペしましょう。
# 切り捨ての処理
data["new"] = data["renshu1"] / data["renshu2"]
data["new"] = data["new"].apply(lambda x: math.floor(x * 100) / 100)
print(data)
ここでは`math.floor`関数を使用しています。まず`renshu1`列と`renshu2`列を割り、その結果に100を掛けて小数点第二位までの数にします。
その後、`math.floor`を用いて切り捨てを行い、再び100で割って元のスケールに戻します。
pythonで小数点の桁数を指定し切り上げする方法【math.ceil関数】
最後に、pythonで小数点の桁数を指定し切り上げする方法について解説していきます。
jupyter notebookなどの各開発環境を開いて、以下のコードをコピペしましょう。
# 切り上げの処理
data["new"] = data["renshu1"] / data["renshu2"]
data["new"] = data
["new"].apply(lambda x: math.ceil(x * 10) / 10)
print(data)
切り上げでは、`math.ceil`関数を使用するのが一般的です。
具体的には、まず`renshu1`列と`renshu2`列を割り、その結果に10を掛けて小数点第一位までの数にします。
その後、`math.ceil`を用いて切り上げを行い、再び10で割って元のスケールに戻します。
まとめ Pythonで小数点などの桁数を指定(切り捨て:切り上げ:四捨五入などの丸め)する方法
この記事では、【Python】桁数を指定(小数点も:四捨五入:切り捨て:切り上げなどの丸め)する方法について確認しました。
pythonの扱いになれ、さらに快適な生活を送っていきましょう!
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