この記事では「Pythonのifやelse文を使用して、条件に合致した場合に何も行わない方法」について解説していきます。
ポイントとしては、passステートメントの使用ですね。
if文が1つでも、複数条件でも、if-else分でも同じです。
詳しく見ていきましょう!
Pythonのif文で何もしない場合はPassを記載する
それでは以下でPythonのif分(条件分岐)にて何もしない方法を見ていきます。
if分にて、条件を満たしたときに何も実行したくない場合、passステートメントを使用します。
以下ではxが10として、もしxが10ならば何もしないとしています。もちろん何も起きません笑。
x = 10
if x == 10:
pass # 何もしない
passは文字通り何もしないための命令です。
if-elif文で複数条件の場合に何もしない【Pass】
複数の条件がある場合でも、特定の条件の時だけ何も行わないようにしたい場合はpassを使います。
以下では、
・yが5なら何もしない
・yが6ならprintをする
で処理しています。y=5で設定していますので、何もしない状況となります。
y = 5
if y == 5:
pass # 何もしない
elif y == 6:
print("y is 6")
if-else文で何もしない
if-else文で、ある条件の時に何もしない場合もpassを使用します。
if分でもif^else分でも全く同じで何もしない場合は「pass」を用いましょう。
z = 20
if z == 20:
pass # 何もしない
else:
print("z is not 20")
if-else分で複数条件で何もしない場合
if-else文を用いて、複数の条件がある場合に特定の条件のみ何もしない方法です。
基本は全く同じです。
a = 15
if a == 15:
pass # 何もしない
elif a == 16:
print("a is 16")
else:
print("a is neither 15 nor 16")
まとめ Pythonのif-elseで何もしない方法【Pass:条件分岐】
このように、passステートメントを利用することで、特定の条件を満たす場合に何もしないという振る舞いをPythonで実現することができます。
以上、Pythonのifやelseで特定の条件を満たす場合に何もしない方法についての解説でした。
条件分岐の中で特定の動作をスキップしたい場合に、この技術を活用してください。
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