科学的な解析を行う際に、よく読み方や意味がわからない記号に遭遇することがよくあります。
ただ、わからない表記をそのままにしておくとその意味を理解できなくなるので、各記号の意味や読み方についているて学んでおくといいです。
中でもここでは「記号のΨの読み方はプサイかサイで、意味は波動関数を表すのか」「Ψの書き方とΦ(ファイ)との違い」という基礎的な内容について解説していきます。
記号Ψの意味は波動関数を表す。読み方はプサイやサイ【ギリシャ文字】
結論から言いますと記号Ψの意味や読み方は、状況に応じて変化します。
ただ、一般にはΨは波動関数を表すための記号といえます。
そして、このΨはギリシャ語でプサイやプシーと読みます。英語読みしますと、サイと呼ぶこともありますが、基本的にはプサイやプシーです。
ΨとΦの違いは?(プサイとファイの違い)
さらに波動関数を表す記号として、その表記も似ているΦというものもあります。このΦの読み方はファイであり、こちらも波動関数を意味する記号なのです。
ここで、波動関数を意味するΨ(プサイ、プシー)とΦ(ファイ)は厳密に区別があるわけでないです。
ただ、ニュアンスとしては時間や空間を含む波動関数がΨ(プサイ)で、時間等を含まない波動関数がΦ(ファイ)と捉える傾向にあります。
なお、Φ(ファイ)は波動関数だけでなく、直径を表す記号などとしても有名です。
Ψ(プサイ)の書き方(書き順)は?Ψ(プサイ)とΦ(ファイ)の書き分けは?
このように、波動関数を代表とした意味を表す記号としてギリシャ文字のΨ(プサイ)が使用されるわけですが、その書き方も覚えておくといいです。
具体的にΨの書き方はシンプルで、まず左から右に曲線部分を描いていきます。
続いて中央を貫く直線を引いたら、Ψが完成するわけです。
一方でΦ(ファイ)はまず円を反時計回りに描き、続いた中央を貫く直線を引いていくわけです。これらがΨ(プサイ)とΦ(ファイ)の書き順(書き方)の違いです。
まとめ 記号Ψの読み方はプサイ、サイ?意味は波動関数を表す?Ψの書き方は?(ΨとΦの書き分け)【記号】
ここでは、科学分野でよく出てくる記号のΨ(プサイ)の意味や、読み方、書き方、ΨとΦの書き分けについて解説しました。
記号Ψの意味は主に波動関数を表し、読み方はプサイやプシーです。なお、Ψの書き方はまず端の曲線部を左側から書き、最後に中央の縦線を書くといいです。
Ψ(プサイ)をはじめとしたギリシャ文字の扱いに慣れ、業務等に役立てていきましょう。
コメント