私たちが生活している中で字はわかるけれども読めない漢字と遭遇することがあるでしょう。
ただ、この漢字が覚えていないと何かと生活で困ることもあるため、理解しておくといいです。
中でもここでは口へんに朝(嘲)の読み方は?口へんに客(喀)の読み方や意味は?口へんに馬(嗎)の読み方は?口へんに甲(呷)の読み方や意味は?について訓読みと音読み別に解説していきます。
口へんに朝(嘲)の読み方や意味は?
それではまず口へんに朝と記載する漢字の「嘲」の読み方や意味について確認していきます。
口へんに朝と記載する漢字の「嘲」の読み方は
・音読み:ちょう、とう
・訓読み:あざけ(る)、からか(う)
と読みます。
この嘲という漢字の意味は、あざける、からかう、ばかにすることです。
嘲を使用した言葉には、あざけり笑うことを意味する「嘲笑」(ちょうしょう)や自分のことを悪く言ったり馬鹿にしたりすることを意味する「自嘲」(じちょう)などがあります。
読み方について、訓読みはそれぞれ嘲の意味と合わせて覚えると良いでしょう。
音読みの「ちょう」は、「嘲笑」や「自嘲」などの言葉から覚えると良いでしょう。
音読みの「とう」については、嘲を「とう」と読む熟語が特になく、覚えにくいですが、
字の構成が似ていて、こちらも熟語などからは読みを覚えにくい、ごんべんに朝の「謿」(とう)と合わせて「とう」という読みを覚えるのも一つの方法です。
口へんに客(喀)の読み方や意味は?
続いて口へんに客(喀)の読み方や意味についても確認していきましょう。
口へんに客と記載する漢字の「喀」の読み方は
・音読み:かく
・訓読み:は(く)
と読みます。
この喀という漢字の意味は、はく、のどにつまったものを吐き出すことです。
読み方について、音読みは、「喀痰」(かくたん)や「喀血」(かっけつ・かくけつ)などの言葉から、
訓読みは、喀の意味と合わせて覚えると良いでしょう。
口へんに馬(嗎)の読み方や意味は?
さらには口へんに馬(嗎)の読み方や意味についても確認していきましょう。
口へんに馬と記載する漢字の「嗎」の読み方は
・音読み:ま
・訓読み:
と読みます。
嗎の訓読みはありません。
この嗎という漢字の意味は、そうかそうでないかをたずねる疑問文の文末の助辞のことです。
嗎を使用した言葉を日常で見る機会はあまりなく、普段目にする言葉から覚えるのは難しい漢字です。
ただ、嗎という字が地名に使われているところはあり、そのひとつに京都府の「嗎」があります。「いななき」と読みます。
口へんに甲(呷)の読み方や意味は?
口へんに甲と記載する漢字の「呷」の読み方は
・音読み:こう
・訓読み:あお(る)、す(う)
と読みます。
この呷の意味としては、あおる、がぶりと飲むことです。
また、すう、すすり飲むことを意味します。
他に、かまびすしい、うるさいという意味があります。
読み方について、訓読みは呷の意味と合わせて覚えると良いでしょう。
音読みは、呷の右側の甲と同じ読み方と覚えると良いでしょう。
また、呷を二つ重ねて使う「呷呷」(こうこう)は、あひるや鴨などの鳴く声を表します。
あまり日常で見る言葉ではないですが、他にあまり呷を「こう」と読む熟語がないため、
この言葉から、読み方を覚えるのも一つの方法です。
まとめ 口へんに馬(嗎)の読み方は?口へんに甲(呷)の読み方や意味は?
ここでは、口へんに朝(嘲)の読み方は?口へんに客(喀)の読み方や意味は?口へんに馬(嗎)の読み方は?口へんに甲(呷)の読み方や意味は?について解説しました。
どれも難しい漢字のためこの機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字の意味や読み方を学び、毎日の生活に役立てていきましょう。
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