コオロギの漢字表記は蟋蟀や蛬や蛩や蛼や竈馬か?コオロギと書いてキリギリスと読む?読み方や由来・語源を解説!英語では?【難読漢字】 | ウルトラフリーダム

コオロギの漢字表記は蟋蟀や蛬や蛩や蛼や竈馬か?コオロギと書いてキリギリスと読む?読み方や由来・語源を解説!英語では?【難読漢字】

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日常生活を送る中で、よく聞く言葉なのに漢字表記がわからないものに遭遇することは多々あります。

例えば、代表的な昆虫の一種である「コオロギ」の漢字表記やその漢字の由来・語源などをご存知でしょうか?

ここでは、このコオロギに注目して「コオロギの漢字表記は蟋蟀や蛬や蛩や蛼や竈馬か?コオロギと書いてキリギリスと読む?読み方や由来・語源を解説!英語ではどう書く?」等について解説していきます!

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コオロギの漢字表記は蟋蟀や蛬や蛩や蛼や竈馬か?コオロギと書いてキリギリスと読む?読み方や由来・語源を解説!

それでは以下で難読漢字である「コオロギ」の漢字について確認していきます。

結論からいいますと、コオロギの漢字表記を調査したところ「蟋蟀・蛬・蛩・蛼・竈馬」の5種類ありました。

コオロギの漢字は蟋蟀と書く

ではまず、コオロギの漢字表記「蟋蟀」が何故このように名付けられているのか、由来や語源について深堀していきましょう。

「蟋蟀」という漢字は中国から伝わってきました。

元々、蟋蟀という字の組み合わせは「虫が翅(ハネ)を擦り合わせる音」から採用された表音文字だと考えられます。

蟋は虫に悉、蟀は虫に率と書きますね。

悉という漢字は中国ではシツと読みます。この読みの音から、虫がハネを摩擦させる音を表す漢字として採用されました。

また、蟀という字の率は中国ではシュツと読みます。こちらもコオロギの鳴き声を表す形声文字で、虫偏に「シツ」や「シュツ」などの翅音を連想させる漢字を合わせて蟋蟀となりました。

 

コオロギの漢字は蛩と書く

コオロギの漢字表記に「蛩」が使われる由来や語源について深堀していきましょう。

蛩の「巩」部分には「穴をあける、うつろ」といった意味があります。

「体がうつろな虫」という意味合いの漢字になるのですが、なぜそんな名前がついたのか詳しいところは不明でした。

おそらくですが、昔の人はコオロギなど秋の虫は、楽器のように空洞な体内で音を反響させて鳴いていると考えていたのかもしれないですね

 

コオロギの漢字は蛬と書く

続いてコオロギの漢字表記「蛬」の由来や語源について深堀していきましょう。

の字はコオロギやキリギリスを表す漢字です。

語源や名前の由来は定かではなく、明確なことはわかっていません。

ただ蛬という漢字の成り立ちは「蛩」の成り立ちと近いようです。

 

コオロギの漢字は蛼と書く

次はコオロギの漢字表記「蛼」について由来や語源について深堀していきます。

「蛼」という漢字もコオロギという漢字ですが、その由来は調べても見つかりませんでした。

おそらくですが、蛼の中国語の読みが「シャ」という音なので「蟋蟀」と同じく翅音を連想させる漢字「車」と「虫」からなる当て字の可能性が高いのではと考えられます。

 

コオロギの漢字は竈馬と書く

続いてコオロギの漢字表記「竈馬」の由来や語源について深堀していきましょう。

 竈馬はコオロギとも読みますが、カマドウマを指す漢字です。

コオロギは古くは秋に鳴く虫の総称として使われていた言葉なので、カマドウマもコオロギと呼ばれていたのではないでしょうか。

そこから「竈馬」という漢字もコオロギと読むケースが見られるのだと考えられますね。 

 

コオロギと書いてキリギリスと読む?

コオロギは昔、キリギリスと呼ばれていました。

驚きの事実ですね!

何故、コオロギがキリギリスだったのか。その疑問をこちらで解説していきましょう。

コオロギは褐色の虫、キリギリスは緑色の虫で見た目はかなり違います。

どちらも秋の虫で美しい翅音を鳴らす所は共通していますが全く別の虫なんです。

辞書で「キリギリス」を調べると「コオロギの古名」と出てきました。

実は当時「キリギリス」とは特定の昆虫を指す言葉ではなく「秋に鳴く虫」の総称だったようで、キリギリス自体は「ハタオリ」と呼ばれていました。

なぜキリギリスからコオロギへ、ハタオリからキリギリスへの呼び名の変遷があったのか、詳しい歴史は判明しませんでした。

ただ、漢字で「蟋蟀」「」「」などと書くと「コオロギ」を指しますが、「キリギリス」という読み方をしても不正解ではないようです。

実際に漢字辞典などで蟋蟀や蛬を調べると「コオロギ」「キリギリス」のどちらの読みも出てきます。

ただしこの場合の「キリギリス」はコオロギの事を指しているということになりますね。

…なんだかややこしいです。

因みにひとつ前のトピックで「竈馬(カマドウマ)」もコオロギと読むとご紹介しましたね。

こちらもキリギリスと同じく秋の虫の総称=コオロギというところが所以と考えられます。

同じ漢字なのに、違う虫の読み名を表している特殊な例といえますね。

 

コオロギの英語表記は?

続いて「コオロギ」の英語表記についても確認していきましょう。

コオロギは英語で「Cricket(読み方:クリケット)」です。

コオロギの鳴き声は英語で「chrip」です。ここから「cricket」という呼び名になりました。

因みにイギリス発祥のクリケットというスポーツ名もコオロギ(Cricket)が由来とされています。

バットでボールを打つ時の音がコオロギの鳴き声(chirp)に似ている事から「Cricket」と呼ぶようになったといわれているそうですよ。

 

まとめ「こおろぎ」の漢字表記は蟋蟀や蛬や蛩や蛼や竈馬か?コオロギと書いてキリギリスと読む?語源や英語での表記は?

ここまで、こおろぎの漢字表記は蟋蟀や蛬や蛩や蛼や竈馬か?コオロギと書いてキリギリスと読む?和名・読み方や由来・語源を解説!英語では?

について解説してきました。

身近な昆虫の漢字や英語の表記を語源や由来のレベルから学んでいくとより興味深くなりますね。

コオロギを始めとしたさまざまな漢字表記・意味などを理解し、日々の生活をより楽しんでいきましょう。

 

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