私たちが生活している中で字はわかるけれども読めない漢字と遭遇することがあるでしょう。
ただ、このような漢字を覚えていないと何かと生活で困ることもあるため、理解しておくといいです。
中でもここでは革へんに菊の意味や読み方は?革へんに丙(鞆)の読み方や意味は?革へんに肖(鞘)の読み方や意味は?について訓読みと音読み別に解説していきます。
革へんに菊の読み方や意味は?【漢字の読み方】
それではまず革へんに菊のような漢字の「鞠」の意味や読み方について確認していきます。正しくは菊ではなく匊であるので、気を付けましょう。
この革へんに匊と書く「鞠」の読み方は
・音読み:きく
・訓読み:まり・ やしな(う)・ かが(む)・ とりしら(べる)
と読みます。
この「鞠」の意味は、「まり」「そだてる」「身をかがめて包む」「おさない」「とりしらべる」などがあります。
まりは蹴鞠などに使われるボールの一種ですね。仮説的なイメージですが、まりの丸い形から丸まってかがむと意味が転じたり、子供が遊ぶ姿からマリのイメージが幼いや子供の意味がついたりしたのかもしれないですね。
なお、「匊」には「むすぶ」という意味があり、製法からこの漢字の成り立ちだと筆者は思っています。
革へんに丙(鞆)の読み方や意味は?
続いて革へんに丙(鞆)の読み方や意味についても確認していきましょう。
革へんに丙と記載する漢字の「鞆」の読み方は
・音読み:「国字のためなし」
・訓読み:とも
と読みます。
この「鞆」の意味は「弓を射る時に左手首の内側につけて、矢を放ったあと弓の弦が腕や釧に当たるのを防ぐ道具」のことを指します。別名”ほむだ”とも言います。
この「鞆」に矢が当たった時の音を「鞆音(ともね)」といい、万葉集などの歌集によく引用されています。
なお、この漢字は正確に言うと日本で作られたものなので、本来は国字になります。
革へんに肖(鞘)の読み方や意味は?
革へんに肖と記載する漢字の「鞘」の読み方は
・音読み:しょう
・訓読み:さや
と読みます。
まず、肖の字を形が違うように感じますが、これは変化していったものなので意味は同じになります。
さて、この「鞘」の意味は「刀身を収める筒(さや)」「買値と売値の差額」となっています。
鋭利な刀身を安全に保管するための筒状の入れ物、おおもとは革で作られていたようですが、時代に連れて木、布、金属と様々なものが作られました。ちなみに現代では、合成樹脂製もあるようです。
まとめ 革へんに変の読み方は?革へんに肖(鞘)の読み方や意味は?
ここでは、革へんに菊の読み方は?革へんに丙(鞆)の読み方や意味は?革へんに変の読み方は?革へんに肖(鞘)の読み方や意味は?について解説しました。
どれも難しい漢字のためこの機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字の意味や読み方を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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