普段何気なく生活している中で、似ているけど「どっちを使うといいの?」と気になる漢字ってありますよね。
私はたまにあります。
このような背景もあり、特にここでは「今の漢字はどっち?旧字体・異字体の出し方(パソコン:Word変換:ラかテか)も解説!」について、解説していきますので、参考にしてみてください。
それではいきます!
今の漢字はどれが正解で間違い?【ラかテか?】
それでは以下で今の漢字はどれが正解で間違い?について確認していきます。
パソコン(ワードなど)で「いま」「コン」などと入力し、変換にかけると「今」が表示されますね。
一方で、同じ今の表記でも「人」の下がカタカナのテのような形になっている「今」の文字もあります。
以下の漢字ですね。
結論としては、
・正確には、「人の下がテの今」は「今」の異体字(俗字)。
・異体字の「今」は、環境依存文字なので出力するには少し手間がかかる場合がある。
・旧字の今は名付けに利用できない。
(旧字体)の出し方は?【パソコン、ワードなど】
それでは環境依存文字である異字体の「人の下がテの今」をパソコンで出力する方法をチェックしていきましょう。
パソコンに単語登録して出力する方法
異字体を出力するには、パソコンに単語登録して出力できるようにする必要があります。
今の旧字体は通常入力では表示されませんが、パソコンに単語登録することで出力が可能になります。
まずはネット上から、異体字のイマを探してきましょう。
※ウィクショナリーがおすすめです。
今回は、こちらのサイトから今の漢字をコピーペーストしていきます。
ひとまず、コピーした文字をワードやエクセルなどに貼り付けます。
「貼り付けオプション」から「テキストのみ保持(T)」を選択。
次にタスクバーの「あ」や「A」のアイコンを右クリックし、単語の登録を選択。
ダイアログボックスの「単語(D):」の部分にからコピーした漢字を貼り付ける。
続いて「よみ(R):」に読み方を入力します。
これで、今の異体字がパソコンに登録され、使用できるようになりました。
環境依存文字でも設定変更で出力できる
今回は使用しませんでしたが、その他にも旧字や異体字など、通常変換では出てこない文字(環境依存文字)を入力したいときには、入力設定を変更する方法があります。
windowsであれば、右下のIMEパッド(あやAなどと表示の項目)にて右クリック、プロパティを押します。
さらに表示されるウィンドウにて、詳細設定をクリックします。
さらにデフォルトで変換タブとなっており、そのまま更なる詳細設定に進みましょう。
中央付近のラジオボタン、変換文字制限をしないにチェック入れます。
OKとします。
この状態で「いま」と入れて変換にかけますと、異体字が出力できます。
※この方法で出力できない場合は、上記で紹介した方法で単語登録をしてください。
一度設定しておくと他の漢字であっても異体字などが出やすくなるので、国語や文字・旧字、苗字などの研究をしている方は、この設定をしておくのがおすすめですね。
wordなどで文字コード入力する方法
なお、「イマ」「コン」などと入力した上で変換にかけるのが一般的ですが、wordで変換する場合には文字コードを使う方法もあるのでご紹介しますね。
・「今(異体字)」の文字コード:2B746
こちらのコードを入力した上でAlt+Xキーを入力するとそれぞれの漢字に変換できます。
併せて覚えておくと便利ですね。
今の異字体・旧字体の拡大したものも載せておきます
なお、今の異体字の拡大図も需要が多そうなので、以下に載せておきますね。
ぜひご活用くださいませ。
まとめ 今の旧字体?の出し方(パソコン出力:どれがいい?)を解説!
ここでは、「今の漢字はどれがいい?旧字体・異字体の出し方:ラかテか?」について確認しました。
漢字の表記方法や入力方法などを学び、さらに快適な生活を送っていきましょう(^^)/!!
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