科学的な解析を行う際に、よく読み方や意味がわからない記号に遭遇することがよくあります。
ただ、わからない表記をそのままにしておくとその意味を理解できなくなるので、各記号の意味や読み方についているて学んでおくといいです。
中でもここでは「記号のηの読み方はイータで、意味は効率や粘度を表すのか」「ηの書き方」という基礎的な内容について解説していきます。
記号ηの意味は効率や粘度を表す。読み方はイータやイーター【ギリシャ文字】
結論から言いますと記号ηの意味は、状況に応じて変化します。
具体的には、ηは粘度もしくは効率(熱効)などを表す記号といえます。
なお、粘度を表す記号としてν(ニュー)を用いるケースもあり、このηとνのどちらかを使用しておけば問題ないです。
粘度として使用する場合のηでは、この数値が大きくなるほど、対象の流体や液体の粘り気が多いことを意味しています。
単位は、パスカル秒(pa.s)やポアズを使うのが普通です。
他にも熱効率といったエネルギー効率を表す際の記号としてηを使うこともあります。
例えば熱機関における熱効率ηであれば、入力したエネルギーに対する実際に仕事に使われたエネルギーの割合をηで表すことができるのです。
なお、割合だけでなくパーセント(百分率)で表現することもあるのを理解しておくといいです。
そして、意味とは関係なくこのギリシャ文字のηの読み方はイータもしくはイーターです。
また、英語でのnと似ていますが、違うものであることを理解しておくといいです。
η(イータ)の書き方(書き順)は?η(イータ)とn(エヌ)の書き分けは?
このように、効率や粘度を代表とした意味を表す記号としてギリシャ文字のη(イータ)が使用されるわけですが、その書き方も覚えておくといいです。
具体的にηの書き方はシンプルで、ローマ字のnと同じように左から右に一筆書きしていきます。
※
ただ、ηとnとの違いとしてはηは左側が少しはみ出していること、右の棒を少し長めに書くことといえます。
これらがギリシャ文字のη(イータ)の書き方のポイントです。
まとめ 記号ηの読み方はイータ(イーター)?意味は粘度や効率を表す?ηの書き方(書き順)は?(ηとnの書き分け)【記号】
ここでは、科学分野でよく出てくる記号のη(イータ)の意味や、読み方、書き方(書き順)、ηとnの書き分けについて解説しました。
記号ηの意味は状況に応じて変化し、粘度
熱効率などの効率を表します。
いずれにせよηの読み方はイータもしくはイーターです。
なお、ηの書き方(書き順)はローマ字のnと同じように左側から一筆書きで書けばいいです。
このとき、ηの左の棒に少し突起をつけたり、右の棒を長くしたりするのがポイントです。
η(イータ)をはじめとしたギリシャ文字の扱いに慣れ、業務等に役立てていきましょう。
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