私たちが生活している中で字はわかるけれども読めない漢字と遭遇することがあるでしょう。
ただ、このような漢字を覚えていないと何かと生活で困ることもあるため、理解しておくといいです。
中でもここでははばへんに織の右(幟)の読み方は?はばへんに番(幡)の読み方や意味は?はばへんに占(帖)の読み方や意味は?について訓読みと音読み別に解説していきます。
はばへんに織の右(幟)の読み方や意味は?【漢字の読み方】
それではまずはばへんに織の右と漢字の「幟」の読み方について確認していきましょう。
はばへんに織の右と漢字と書く「幟」の読み方は
・音読み:し
・訓読み:のぼり
と読みます。
この「幟」の意味は、「目印の旗」などの意味があります。”こいのぼり”という端午の節句がありますが、漢字で書くと「鯉幟」と書けます。
もともとは戦場や祭壇に掲げる旗であり、戦場では目印として使われていたようですが、戦うには不便であったため、乳を用いるようになったようです。また祭壇では神の依り代として掲げられていました。
なお現代では、商売の宣伝として応用されています。確かにセールがあるお店の周りには、たくさんの幟がたっている時がありますね。
はばへんに番(幡)の読み方や意味は?
続いてはばへんに番(幡)の読み方や意味についても確認していきましょう。
はばへんに番と記載する漢字の「幡」の読み方は
・音読み:ばん、まん、はん
・訓読み:はた、のぼり、ひるがえ(る)
と読みます。
この「幡」の意味は、「はた」「ひるがえる」などの意味があります。
この「幡」のおおもとは仏・菩薩(ぼさつ)の威徳を示すための仏具で、法要や説法のとき、寺院の境内や堂内に立てる飾り布だといいます。転じて、布を長い棒に垂らし掲げる「はた」になりました。
上記の「幟」と基本的に意味は同じで、成り立ちが少し違うところがありますね。
はばへんに占(帖)の読み方や意味は?
はばへんに占と記載する漢字の「帖」の読み方は
・音読み:ちょう、じょう
・訓読み:かきもの、た(れる)
と読みます。
この「帖」の意味は、「帳面」「習字の手本」「垂れる」「じょう(紙などをまとめて数えるときに使う単位)」などがあります。
この「帖」のおおもとは雅楽用語で、曲全体を1帖としています。
また、物と数えるときによく使い、美濃 (みの) 紙は48枚、半紙は20枚、ちり紙は100枚、海苔は10枚を1帖と数えるそうです。
まとめ はばへんに番(幡)の読み方や意味は?はばへんに占(帖)の読み方や意味は?
ここでは、はばへんに織の右(幟)の意味や読み方は?はばへんに番(幡)の読み方や意味は?はばへんに占(帖)の読み方や意味は?について解説しました。
どれも難しい漢字のため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字の意味や読み方を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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