科学的な解析を行う時や、ビジネスにおいてよく専門用語が出てくることがあります。
これらの科学用語やビジネス用語を理解していないと各処理ができないことが多く、きちんと理解しておくことが大切です。
たとえば、物体の質量(重量)と体積の関係を表す用語として密度というものがありますが、この意味や使い方について理解していますか。
ここでは「密度大きい(小さい)とはどういうことか?」「密度が大きいと沈むのか?(密度が小さいと浮くのか)」「質量が同じで密度が大きいと体積はどうなるのか」について解説していきます。
密度が大きいとは?密度が小さいの意味は?【体積が同じ場合、密度が大きい方が重い】
まず、密度とは言葉の通りであり、「どれだけ密に詰まっているか」を表す指標の1つといえます。
そして、密度といえば基本的には、質量と体積の関係を表すものを指すことが多いです。この密度とは、単位体積あたりの質量ともいえます。
つまり、密度=質量÷体積という計算式で求めることができるのです。
なお、この密度が大きいという言葉はより密に詰まっていることを意味します。そのため、同じ体積の物体があれば、密度が大きい方が重い(質量、重量が大きい)ことを表すのです。
逆に密度が小さいとは単位体積あたりの質量が小さいことを意味するため、同じ体積であれば軽いといえます。
質量(重量)が同じで密度が大きい(小さい)と体積はどうなるのか
それでは、今度は質量(重さ)が同じ場合に密度が大きいと体積はどうなるかを考えていきましょう。
結論から言いますと、質量が同じで密度が大きければ、体積は小さくなります。
少しのサイズでも重い鉄などの金属をイメージするといいです(金属は基本的に密度が高め)。
逆をいうと、質量が同じで密度が小さければ体積は大きくなるのです。
例えばわたなどのかなり軽い材料で1kgにするというと、かなり膨大な量が必要となることがイメージできますよね。
このように密度と質量(重量)、体積の関係があるのです。
密度が大きいと沈む?密度が小さいと浮くのか?
そして、密度の違いによって対象の物体に別の物体が浮くのか?沈むのか?も判断することができるのです。
具体的には、ある混ざり合わない物体同士を同じ容器に入れた際、密度が大きいと沈み、逆に密度が小さいと浮くわけです。
金属は基本的に水に沈むのは、密度か金属の方が大きいために起こることなのです。
逆に、発泡スチロールが水に浮くのは、発泡スチロールの方が水よりも密度が小さいために起こるといえます。
このような密度の意味や関する知識をきちんと学んでいきましょう。
まとめ
ここでは、は「密度大きい(小さい)とはどういうことか?」「密度が大きいと沈むのか?(密度が小さいと浮くのか)」「質量が同じで密度が大きいと体積はどうなるのか」について確認しました。
密度が大きいとは、単位体積あたりの質量が大きいことを意味します。つまり、同じ体積の物体があれば、密度が大きいと重量も大きくなるのです。
密度が小さいとは逆に、単位体積あたりの質量が小さいことを意味します。
なお、同じ質量のものであれは密度が大きいほど、体積は小さくなることも理解しておくといいです。
様々な科学用語を学び、業務に役立てていきましょう。
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