私たちが生活している中で字はわかるけれども読めない漢字と遭遇することがあるでしょう。
ただ、このような漢字を覚えていないと何かと生活で困ることもあるため、理解しておくといいです。
中でもここではりっしんべんに寺(恃)の意味や読み方は?りっしんべんに作(怍)の読み方や意味は?りっしんべんに焦る(憔)の意味や読み方は?りっしんべんに瓦(恆)の読み方や意味は?について訓読みと音読み別に解説していきます。
りっしんべんに寺(恃)の読み方や意味は?
それではまずりっしんべんに寺と記載する漢字の「恃」の読み方や意味について確認していきます。
りっしんべんに寺と記載する漢字の「恃」の読み方は
・音読み:じ、し
・訓読み:たの(む)
と読みます。
この恃という漢字の意味は、たのむ、たよる、たよりにすることです。
恃を使用した言葉には、自分の能力を信じて持つ誇りのことを意味する「矜恃」(きょうじ)などがあります。
この言葉や漢字の意味から読み方を覚えると良いでしょう。
ただ、恃を「し」と読む熟語があまりないので、漢字の右側が同じ寺の「侍」も同じ音読みであることと合わせて覚えるのも一つの方法です。
りっしんべんに作(怍)の読み方や意味は?
続いてりっしんべんに作(怍)の読み方や意味についても確認していきましょう。
りっしんべんに作の右側と記載する漢字の「怍」の読み方は
・音読み:さく
・訓読み:
と読みます。
怍の訓読みはありません。
この怍という漢字の意味は、はじる、恥じて顔色が変わることです。
怍を使用した言葉で、日常よく見る言葉はあまりありませんが、恥じる様子を意味する「怍色」(さくしょく)や、恥だと感じることを意味する「慙怍」(ざんさく)などがあります。
これらの言葉と合わせて、読み方を覚えると良いでしょう。
なお、怍の異体字には「㤰」があります。
また、りっしんべんは、心の字からきていますので、「怎」も構成が似た漢字といえるでしょう。
怎は、「そ」、「いか(で)」などと読み、いかで、なんぞ、など疑問を表します。
これらの字も、合わせて覚えておくのも良いでしょう。
りっしんべんに焦る(憔)の読み方や意味は?
さらにはりっしんべんに焦る(憔)の読み方や意味についても確認していきましょう。
りっしんべんに焦ると記載する漢字の「憔」の読み方は
・音読み:しょう
・訓読み:やつ(れる)
と読みます。
この憔という漢字の意味は、やつれる、思い悩んでやせることです。
憔を使用した言葉で、日常見る機会が比較的多いものとしては、心配や病気のためにやせ衰えることを意味する「憔悴」(しょうすい)があります。
他に、やせ衰えるほどに思い悩むことを意味する「憔慮」(しょうりょ)などがあります。
読み方は、これらの言葉や漢字の意味と合わせて覚えると良いでしょう。
りっしんべんに瓦(恆)の読み方や意味は?
りっしんべんに瓦と記載する漢字の「恆」の読み方は
・音読み:こう
・訓読み:つね、つね(に)
と読みます。
この恆の意味としては、つね、つねに、いつも、変わらないことです。
恆は「恒」の旧字体です。
日常見る機会が多いのは、恒のほうですが、恆は、人名などで見る機会があるかも知れません。
なお、恆の右側は「瓦」(かわら)に似ていますが異なる漢字の「亙」です。
亙は「こう」などと読み、わたる、わたすなどの意味があります。合わせて覚えておくと良いでしょう。
まとめ りっしんべんに焦る(憔)やりっしんべんに瓦(恆)の読み方や意味は?
ここでは、りっしんべんに寺(恃)の意味や読み方は?りっしんべんに作(怍)の読み方や意味は?りっしんべんに焦る(憔)の意味や読み方は?りっしんべんに瓦(恆)の読み方や意味は?について解説しました。
どれも難しい漢字のためこの機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字の意味や読み方を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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