私たちが生活している中で字はわかるけれども読めない漢字と遭遇することがあるでしょう。
ただ、この漢字が覚えていないと何かと生活で困ることもあるため、理解しておくといいです。
中でもここでは身へんに美しい(躾)の読み方は?身へんに区(躯)の読み方や意味は?身へんに弓(躬)の読み方は?身へんに体の読み方や意味は?について訓読みと音読み別に解説していきます。
身へんに美しい(躾)の読み方や意味は?【漢字の読み方】
それではまず身へんに美しいと漢字の「躾」の読み方について確認していきます。
身へんに美しいと記載する漢字の「躾」の読み方は
・音読み:「国字のためなし」
・訓読み:しつけ
と読みます。
この「躾」の意味は、「みだしなみや礼儀作法をしつける」とあります。”しつけ”は「仕付け」とも書き、意味は同じになります。
しつけは、人間社会・集団の規範、規律や礼儀作法など、慣習に合った立ち振る舞いができるように訓練することです。「躾」の成り立ちは、”身なりや立ち振る舞いを美しく保つ”ことから合わさってできました。
なお、この漢字は漢字検定1級に出題される難読漢字です。しつけの意味と一緒に覚えておくといいですね。
身へんに区(躯)の読み方や意味は?
続いて身へんに区(躯)の読み方や意味についても確認していきましょう。
身へんに区と記載する漢字の「躯」の読み方は
・音読み:く
・訓読み:からだ、むくろ
と読みます。
この「躯」の意味は、「死体」「朽ちた木の幹」「胴体」などがあります。とても悲しい意味をした感じですね。
右側の「区」には、「くぎり」や「境目」といった意味があり、「からだ」の意味を持つ「身」と併せることにより、生と死の境界を表す意味の「死体」だったり、単に体全体を区画に区切って、その中の「胴体」の部分を指したりしているのだと思います。
またここから表現がグロテスクになるのですが、「首のない死体」という意味もあるようで、首という境界から頭がなく、胴体しか残っていないということからもきていると思われます。
身へんに弓(躬)の読み方や意味は?
さらには身へんに弓(躬)の読み方や意味についても確認していきましょう。
身へんに弓と記載する漢字の「躬」の読み方は
・音読み:きゅう
・訓読み:み、みずか(ら)
と読みます。
この「躬」の意味は、「からだ」「みずから」などがあります。
「躬」が指すのは自分自身であり、この漢字を用いた熟語はいくらか存在します。例えば「躬行(きゅうこう)”自らが実行すること” 」や「匪躬(ひきゅう)”わが身を顧みず主に尽くす”」などがあります。
身へんに体の右の読み方や意味は?
身へんに体の右の漢字の読み方についても確認していきます
身へんの本と記載する漢字の「躰」の読み方は
・音読み:たい、てい
・訓読み:からだ
と読みます。
意味は「からだ」「ありさま」「みにつける」「本性」などがあります。上記の「躯」と違う点は、体の指す部分や概念・精神上での個人を指すところでしょうか。
また「躰」の字は、「體」の俗字であり、本来は正しくない漢字になります。昔はよく使われていたようですが、現代では一部を除いてあまり使われなくなっています。
まとめ 身へんに弓(躬)や身へんに体の読み方や意味は?
ここでは、身へんに美しい(躾)の読み方は?身へんに区(躯)の読み方や意味は?身へんに弓(躬)の読み方は?身へんに体の読み方や意味は?について解説しました。
どれも難しい漢字のためこの機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字の意味や読み方を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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